日常生活の中で,認知症の始まりではないかと思われる言動を「家族の会」の会員の経験からまとめたものです。医学的な診断基準ではありませんが,暮らしの中での目安として参考にしてください。いくつか思い当たる事があれば,専門家に相談してみましょう。
認知症の早期発見のめやすをチェックしてみよう!! (32kbyte)
1 今切ったばかりなのに,電話の相手の名前を忘れる
2 同じことを何度も言う・問う・する
3 しまい忘れ・置き忘れが増え,いつも探し物をしている
4 財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う
5 料理・片付け・計算・運転などのミスが多くなった
6 新しいことが覚えられない
7 話のつじつまが合わない
8 テレビ番組の内容が理解できなくなった
9 約束の日時や場所を間違えるようになった
10 慣れた道でも迷うことがある
11 些細なことで怒りっぽくなった
12 周りへの気遣いがなくなり頑固になった
13 自分の失敗を人のせいにする
14 「このごろ様子がおかしい」と周囲から言われた
15 ひとりになると怖がったり寂しがったりする
16 外出時,持ち物を何度も確かめる
17 「頭が変になった」と本人が訴える
18 下着を替えず,身だしなみを構わなくなった
19 趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった
20 ふさぎ込んで何をするのも億劫がりいやがる