国保特定健康診査の結果、男女とも「LDLコレステロール」と「HbA1c」の基準値以上の方の割合が高いとされる総社市。潜在的に糖尿病予備軍が多い傾向にあり、市としては、バランスのよい食事が食べられる環境整備、またそれを選ぶ力を養うことが必要だと感じています。
そこで、食生活が乱れがちな働く世代を対象に、社員食堂・学生食堂等を通してバランスのとれた食事を普及啓発し、『食べる』→『気づく』→『変わる』を推進する目的で、12月18日(木)に「食の健康づくり講演会」を開催しました。
タニタの管理栄養士を講師に招き「タニタの社員食堂に学ぶバランスメニューのコツ」と題して健康づくりのノウハウ、ヘルシーレシピのコツなど、たくさんのタニタ流が詰まったお話をいただき、来場者からは、基本的なことを改めて再確認し、健康を考えるよい機会となったという感想が多く聞かれました。
食べる媒体「総社市おすすめバランスメニュー」
また、講演で学んだことを、具体的な食事の一例として「食べる媒体」にした『総社市おすすめバランスメニュー』の発表・試食がありました。総社市の健康課題を考慮し、総社市の特産品を取り入れた内容もポイントです。
実際に食べていただき、『野菜の量はこんなにも必要なんだな』『塩分はこのぐらいでもおいしいな。家は濃いのかも』など、実感していただくのが一番!
この講演やバランスメニューがきっかけとなり、「うち(会社)でも取り入れてみよう!」という声が増え、自らの「気づき」から行動変容へとつながっていき、結果として食を通じてますます総社市が元気になることを期待しています。
総社市おすすめバランスメニュー「さかなのトマトソース定食」
|