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自然保護の取り組み

ヒイゴ池湿地

 「ヒイゴ池湿地」は、総社市福井地内にある面積約 0.9ヘクタールの湿地で、貴重な植物のみならず、多くの昆虫の生息地でもあります。
 この湿地は、岡山自動車道の建設に伴い消滅する運命であったものが、県内の自然保護団体をはじめとする多くの方々の尽力により保存されることとなったもので、その後、自然観察の場として歩道や木道を整備したものです。
 暖かくなり始めた5月の連休頃には、淡いピンク色の花を咲かせる トキソウ が湿地を彩り始め、時を同じくして、姿を見せ始める日本最少のトンボ ハッチョウトンボ が飛び交う姿はなんとも愛らしく、見る者の心を和ませてくれます。また、コシアキトンボ・キイトトンボ・ハラビロトンボやショウジョウトンボなども見ることができます。
 8月に入れば、今度は純白の花、サギソウが彩り始めます。繊細な中にも凛とした表情をもった綺麗な花です。
 その他にも季節ごとにカキラン・ノハナショウブ・ミミカキグサ・ムラサキミミカキグサ・ユウスゲ・キキョウ・リンドウなど色々な花が湿地を彩り、訪れる者の目を楽しませてくれます。
 
 反面、これら貴重な植物・昆虫が盗掘され、湿地が傷められるといった悲しい出来事も跡を絶たないため、自然の大切さを再認識していただき、良識ある観察の場となることを願っています。
 
 
  ◇ヒイゴ池湿地の自然◇ … アクセス、案内図など詳細についてはここをクリックしてください。

総社ふるさと自然のみち

 「総社ふるさと自然のみち」は、自らの足で 『歩く』 ことを通して、自然とふれあい、ふるさとの歴史に親しむことのできるウォーキングコースです。
 鬼城山ビジターセンターを起終点とした半日コース、1日コースで構成された複数の歩道を整備し、合わせて動植物の生態や自然のしくみなどを観察するための観察施設や休憩施設、案内施設等を整備しています。


  ◇総社ふるさと自然のみち◇ … ルート図,コース詳細等についてはここをクリックしてください。