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宝福寺
 
   

宝福寺(紅葉時期)


 宝福寺は臨済宗東福寺派の寺院で、本山京都東福寺と結びつきが強く、地方の中でも有力な禅宗
寺院です。古くは天台宗の寺院でしたが鎌倉時代中頃に県内ではいち早く臨済宗に改宗しました。
盛時には塔頭・学院五十五、山外の末寺三百余を数えたと伝えられています。

また、画聖雪舟が修行した寺として有名です。

 建造物では三重塔が最も古く解体修理の際、永和二年(1376)の墨書銘が発見されています。この
塔は岡山県下二番目の古塔としても貴重です。
 その他の建物は戦国時代の戦火で消失したと考えられますが、歴代の住職の努力で復興され、禅
宗様式の広がりをもつ重厚な構造となっています。
 宝福寺は七堂伽藍を整えた、岡山県に残る近世禅宗寺院の代表的な建物といえるでしょう。
 静かな境内では、春は新緑、秋には紅葉と訪れる人を楽しませてくれます。

>>紹介動画を見る

 なお、次のとおり文化財の指定をされています。
区分
対象
指定年
国指定文化財
三重塔
絹本着色地蔵菩薩像
絹本着色十王像
昭和 2年指定
明治34年指定
明治34年指定
県指定文化財
梵鐘
宝福寺
昭和34年指定
平成12年指定



■交通・アクセス
宝福寺 周辺MAP■岡山総社ICから車で15分
■JR総社駅から車で10分
■駐車場75台
  バスの場合は第二駐車場
  (西側)があります。


■宝福寺の建物・平面図
宝福寺の平面図※名称をクリックすると、詳細へジャンプします。




山門


山門明治期後半の建立

六本柱の楼門で十段の石段の上に、東に面して建っています。屋根は入母屋造りの桟瓦葺で、上層は正面3間、側面2間とし、周囲に高欄付きの縁を廻らしています。
仏殿
仏殿:江戸時代後期の建立

寺域の中心に位置して東に面して建っています。禅宗様式の意匠が典型的に示された、方三間一重裳階(もこし)付き仏殿です。
方丈方丈:江戸時代中期の建立
雪舟のネズミの伝説を残したところ

方丈は禅宗寺院において住持の居室を意味し、訪問客の接待や仏事法要など公式儀式に関する場としての性格を強くもち、禅宗建築の中でも早くから和洋化されてきた建物です。
鐘楼鐘楼:慶仁2年の鋳造

梵鐘は、総高115センチ、口径が59センチでやや丈が長い。中央に宝珠をいただいた双竜式の竜頭をもつ。陰刻銘によると、応仁2年(1468)の室町時代に、霊仙寺のための梵鐘として鋳造されたものですが、なぜ宝福寺に移ったかは明らかではありません。
三重塔三重塔:室町時代中期の建立

臨済宗の寺院の塔は、伽藍の後方や脇の小高い所に建てられることが多く、宝福寺の場合も例外ではなく、仏殿の後方の小高い所に建っています。
塔の建築形式は、方三間の本瓦葺で、総高18.4メートルの和洋を基本とした建築です。



 雪舟とのかかわり

 水墨画で有名な雪舟は、応永27年(1420)備中赤浜(現岡山県総社市赤浜)に生まれました。
幼くして宝福寺へ入り、涙でネズミを描いたという逸話を残しています。

 その後、京都の相国寺へ入りました。当時、相国寺には、日本の水墨画を代表する周文がおり、水墨画の指導を受け、 天賦の才能にも恵まれた雪舟は、やがて名の聞こえた画家となりました。

雪舟さん雪舟サミット
 雪舟にゆかりのある市や町が集まって、交流を深める目的で開かれているのが雪舟サミット。 平成2年に総社市で第1回目が開催され、ゆかりのまちを回っています。平成22年には井原市で開催。


 
お問い合わせ:商工観光課
 
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